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悲しい光景

2011.07.20


先週末のこと・・・

とても悲しい光景を目の当たりにしてしまった。

むし暑くて寝苦しい夜。

マンションの4階に住んでいる僕は窓を全開にしてウトウトし始めていた。

夜中の2時過ぎ・・・

外からネコの“鳴き声”

なにやら悲しそうに聞こえる。

それは“鳴き声”ではなく“泣き声”にさえ聞こえる。

ハッと目が覚めベランダに出てみた。

表の道路の真ん中で2つのものかげが。

暗くてよく見えない・・・

でもなんとなくイヤな予感。

リビングまでメガネを取りに戻り、再びベランダへ。

どうやら予感的中。

生後3ヶ月くらいの子ネコが横たわり、側らには親ネコだろうか。

やっぱり“泣き声”だった。

目立った外傷はないようだが、子ネコはもう動かない。

でも親ネコは我が子に顔を寄せ必死に呼び続ける。

いや、泣き続ける。

とっても悲しい光景だった。

このままだともっと悲しい光景になるかもしれない。

そこへタクシーのヘッドライトがあたる・・・

『危ない!』

間一髪、親ネコは道路脇へ。

タクシーは子ネコをまたいで通過。

こういうことには極度に臆病な僕は亡骸をどうすることもできない。

すると善意ある人が亡骸を路肩へ。

そこでも親ネコは泣き続ける。

朝になると亡骸はビニール袋と新聞紙に包まれていた。

これまた誰かが処置をしたのだろう。

しばらくすると衛生社の軽ワゴンが・・・

くわえタバコの職員が2人降りて来た。

発砲スチロールの容器に亡骸を投げ入れる。

『んっ!?』

眼を疑う光景だ。

蓋をしてガムテープで密封する。

くわえタバコのままだ。

そしてその容器を車内に放り投げる。

『ナニっ!?』

ここでも悲しい光景・・・

そしてタバコをくわえたまま車に乗り込んで立ち去る。

やるせない気持ち。

そこからいなくなった我が子を探すように・・・

親ネコはさまよいながら泣き続ける。

胸が締め付けられるような辛い気持ちになった。

一日中泣き続けていただろうか。

翌朝、親ネコの“泣き声”はもう聞こえなくなっていた。

まるで何もなかったかのように・・・

でもいくつかの“悲しい光景”だけが僕の眼には残ってしまった。
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kobachi

Author:kobachi
コバッチです!!
1968年10月29日生まれ
さそり座のA型♂ 申年
ふるさとは乗鞍と御嶽の麓
住まいの設計をしてます(^^)v

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